田浦流空手道

田浦流空手道の創設

少林寺流空手道範士八段まで登りつめた井久保要(第29代目田浦無想流古武道棟梁)は、空手の本場と言われる琉球(現、沖縄)の本流とも言うべき平安の型及びナイファンチの型の原型を保持しつつ、少年部等が覚え易いように若干の改善を行った。

型試合による競技化(スポーツ化)を図り、師範以上の者には家伝の武道、就中柔術の当身、逆手、投げ技等の術理を活用した型(型に武術性を持たせた)を新設し、型と武術の理合を図り、日本総合武術研究会に田浦流空手道を新設した。

※日本総合武術研究会は田浦無想流古武道を基幹として日本各地に埋没する古武道を発掘、研究すると共に他流派、会派が抵抗感を持たずに加盟することができるように創設したものであり、田浦流空手道も日本総合武術研究会の組織の一部である。

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